2017/4/15(土)に三浦半島初(?)のオートキャンプ場「ソレイユの丘オートキャンプ場」がオープンします。

オープン前ですが、ちょっと下見に行ってきたので情報を掲載します。

キャンプ場の基本情報

キャンプ場の基本情報
住所 〒238-0316 神奈川県横須賀市長井4丁目地内
アクセス 横浜横須賀道路→三浦縦貫道路(有料道路)の林I.C.から、おおよそ10分
営業期間 3月~11月(2017年4月15日オープン)
定休日 なし
チェックイン
/チェックアウト
オートキャンプサイトおよびフリーサイトは11:00/10:00、
バンガローは13:00/10:00、
手ぶらでキャンププランは13:00/10:00
立地 丘(海辺の眺望)
施設タイプ 電源付オートキャンプサイト(カーポート付き区画サイト)、
フリーテントサイト(車の横付け不可)、
電源付バンガロー(車の横付け不可)
サイト地面

キャンプ場(工事中)の様子

キャンプ場の全体像としては、下の写真の通りです。地図の看板はまだエアパッキンを被せられた状態でした。

ソレイユの丘キャンプ場地図

キャンプ場は「ソレイユの丘」という広大な公園施設の一番西側の突端エリアに建設中です。

([最新情報]4月に入って、工事が終わったキャンプ場を見てきたときの記事と写真はこちらです)

地図の中にあるバーベキュー場とバーベキュー広場、芝そりゲレンデは、ソレイユの丘にもともとから在る施設です。(※写真の右方向および下方向には、ソレイユの丘の他の施設があります。)

下の写真は、現在整備中のフリーサイトエリアです。地図でいうと芝そりゲレンデの左下から左方向を向いて撮った構図です。フリーサイト利用者は、キャンプ場専用駐車場に車を置いて、そこから荷物を運ぶことになります。写真右奥の方では、区画サイトを作る工事をしていました。

ソレイユの丘キャンプ場フリーサイト

重いキャンプ道具を何往復にも分けて運ぶのは手間ですし、時間も勿体ないので、下の写真のようなキャリーカート(ワゴン)が必要ですね。コールマンのこの商品は、耐加重が約100kgと大きいのと、タイヤにロック機構が付いているのが個人的ポイントです。畳んだ時の形状もコンパクトで良いです。


ソレイユの丘はバリアフリー指向で結構平らな作りをしていますので、キャンプ場以外もほとんどのところがこういったワゴンで移動できます。(キャンプ専用駐車場ではない)公園側の駐車場はかなりの台数の車が停められるのですが、休日は混雑するためかなり遠い場所へ停めないといけないこともあります。キャンプに限らず、荷物の多いときはこういったワゴンが重宝します。

余談ですが、公園の入り口のところに野菜や海産物、おみやげを売っている少し大きめの売店があります。なんと、その中でもこういったワゴンが売られています!きっと皆必要性を感じておられるのでしょうね。

まだ施設が完成していないのでわかりませんが、もうひとつ気になるのは、炊事場・水道施設から遠そうだということですかね。おそらく、バーベキュー場の炊事場を使うことになると思います。頻繁に使う水はまとめてウォータージョグに入れてキャンプサイトに置いておくのが便利そうです。我が家では派手なイエローカラーのウォータージョグを使っていますが、一方のメタリックなシンプルなカラーならどんなスタイルにもなじみますね。


また、サイトで出た洗い物は、下のようなポータブルなキッチンシンクにまとめて入れておくと、一気に運んで洗えて便利です。使わないときは小さく畳んでおくことができ、荷物になりません。



バンガローは、芝そりゲレンデの裏手に並ぶ形です。シンプルな形ですね。多くの建物が窓が夕日の方向を向いて建てられているようです。写真はちょうど夕日の時間帯です。バンガロー利用者は、車はキャンプ場専用駐車場に停めることになります。建物に車を横付けすることはできません。

写真の真ん中あたりに見えている横方向の白い線は舗装路です。その手前側はオートキャンプサイト(区画サイト)のエリアで、写真に写っているのはウッドデッキが無いタイプの区画です。

ソレイユの丘キャンプ場バンガロー

下の写真は、オートキャンプサイト(区画サイト)でウッドデッキが付いている区画です。オートキャンプサイト(区画サイト)は10区画用意されますが、半数がウッドデッキ有り(地図の中でT1~T5のマーク)、半数がウッドデッキ無し(地図の中ではT6~T10のマーク)になります。写真で左下の辺り、区切られている場所がカーポートになっています。オートキャンプサイト(区画サイト)だけは、車をサイトに置くことができます。

区画間の仕切りは、生垣で作るようですね。まだ植えたての生育中で、高さはとても低いです。

ソレイユの丘キャンプ場区画サイト

ソレイユの丘には温浴施設(温泉ではないので注意)があります。露天風呂からはきれいな夕日が眺められます。キャンプ場利用者は、割引料金で利用できるそうですよ!

ソレイユの丘海と夕日の湯

どうしても温泉に入りたい!ということであれば、車で20分ほどいけば「湯楽の里」(※リンクで当ブログの他の記事が開きます)という温泉もあります。

キャンプ場の利用案内

◆駐車場について

オートキャンプサイト(区画サイト)は車1台を横付けできます。他は、キャンプ場専用駐車場を利用します。1サイトあたり1台のみキャンプ場駐車場へ入場でき、2台目以降は一般駐車場(公園側駐車場?)への入庫となります。

キャンプ場駐車場への入庫時間は11:00~17:00の間です。入場できる車は、幅1.9m×長さ5mまでです。

◆主な禁止事項

直火での焚火、キャンプファイヤーはできません。花火(手持ち花火のみ可)含めて、火気取り扱いは21時までとなっています。22時~翌5時は就寝時間とされています。

ソレイユの丘がペット同伴の入場が不可となっており、ペット同伴でのキャンプ利用もできなさそうです。

◆レンタル

「手ぶらでキャンプ」プランはじめ、レンタルで貸してくれる道具の多くはスノーピーク社製品です。

◆申込み

キャンプの申し込みは、公式ホームページから行えます。90日前から予約可能となります。

◆その他

キャンプ施設は、ソレイユの丘の中でも最も海側(西側)の突端にあります。ソレイユの丘は、海越しの富士山が目の前に見えるロケーションです。大きな高い建物など無い地域で丘の上ですので、空が広くて気持ちがいいです。ソレイユの丘は風が強い日が多いです。また、トンビも多く飛んでいるので、食べ物は屋根の下に置いた方がいいでしょう。

サイトの比較
バンガロー オートキャンプサイト
(デッキあり)
オートキャンプサイト
(デッキなし)
フリーサイト
広さ (大)25㎡
(小)20㎡
約100㎡ 約100㎡ -
収容人数 (大)6-8名
(小)4-6名
4-6名 4-6名 -
電源 15A 15A 15A なし
エアコン あり なし なし なし
区画数 (大)2棟
(小)3棟
5区画 5区画 25区画
駐車場 キャンプ場
専用駐車場
サイト横付け サイト横付け キャンプ場
専用駐車場
利用料金
(オフシーズン)
9,000円 5,500円 5,000円 3,000円
利用料金
(トップシーズン)
10,000円 6,500円 6,000円 4,000円
  • [オフシーズン] 3/1~4/19、6/1~6/30、9/1~11/30
  • [トップシーズン] 4/20~5/31、7/1~8/31
  • 利用料金は税込みで1サイト、1泊の金額。支払いはチェックイン時で、クレジット利用可。
  • 利用料金の他、駐車場料金(1,000円/1泊)がかかります。

キャンプ場の周辺買い出し事情

食料に関しては、コンビニは国道134号線の「ソレイユの丘入り口」を三崎口方面へ曲がったところにあります。同じく、「ソレイユの丘入り口」を葉山・三浦縦貫道方面に曲がった方には、農産物直売所「すかなごっそ」があり、地元の野菜、肉、海産物が購入できます。ここは結構混んでいて、駐車場出入りのために134号線が渋滞することがしばしばあります。海産物・野菜に関しては、ソレイユの丘を出て134号線とは逆方向の海方向へ行き、海沿いを少し北上したところにある「長井水産鮮魚直売センター」もおすすめです。あと、ソレイユの丘のゲートにある売店でも、地元野菜や海産物を購入できますよ。

キャンプ道具の買い忘れ、当日調達に重宝するホームセンターは、「カインズ」が134号線を三崎口駅方面に車で5分~10分程度行ったところにあります。また、ドラッグストアは冨浦公園付近に「薬クリエイト」があります。


そもそも、ソレイユの丘とは?

正式名称は「長井海の手公園 ソレイユの丘」といい、農業体験型の総合公園です。「体験型」とあるとおり、作物の収穫、パンやピザ作り、そして動物とのふれあいなどを体験できます。公園内はフランスのプロヴァンス地方をモチーフに作られており、石畳が敷かれ、クリーム色の壁と赤屋根を持つ建物が並んでいます。

別の記事でソレイユの丘の他の施設を紹介していますので、そちらもご覧いただければと思います。

ソレイユの丘建物

ソレイユの丘は、2016年より運営母体企業が変わりました。その頃から、施設の整備がとてもスピーディに進んでいるように感じます。2016年には、大型遊具「ソレイユ☆パイレーツ」や「ランバイク場(ペダルのない、ちっこい自転車)」ができました。動物に関しても、昔は眺めるのが主体の農場のような感じでしたが、今は多くの動物に近づいてさわれるようになりました。

ソレイユの丘ふれあい動物村

そして2017年にはいよいよキャンプ場がオープンします。今後も、海岸へ続く散策路の整備や、メリーゴーランド、観覧車の設置なども計画されているそうです。目が離せません。